Big Dipper

人生は長い航海のようなもの。穏やかに・幸せに過ごすためのtipsを綴る。

上司の言葉

 先日、昔の上司と会った。その上司には、そこで働き続けるかどうかを悩んでいた時に相談にのってもらっていた。結局、当初と環境が変わってしまったため、私は働くことを止めた。その上司がこの度転勤でこの地を離れるということで、どうしてもお礼を言いたく無理に機会を作ってもらったのだ。

 「その時その時で最善の道に進めばよい」上司はそう言った。会社や上司などに義理を感じる必要もない。周囲の目を気にするべきではない。また環境は刻々と変わるもの。その度に自分にとってどう生きるのがいいか確かめながら進むのだ。

 実はこれはアメリカにある会社の話なので、多くの人がやってきては去っていく。それはキャリアアップするために当たり前のこと。ただ日本はまだまだ“勤め上げる”という考えが根底にある。会社によっては、上記のような考えは難しいかもしれない。しかし結局のところ生きるのは自分。自分の人生は自分のもの。自分が納得できるまで考え、そう進むのが一番良いのだ。職場の上司としてだけではなく、人生の先輩として勉強になった話となった。