Big Dipper

人生は長い航海のようなもの。穏やかに・幸せに過ごすためのtipsを綴る。

【書評+α】世界はひとつの教室 サルマン・カーン著

1. 著者サルマン・カーン(Salman Khan)とカーン・アカデミー もともとはヘッジファンドで働いていた著者が、オンラインで学べるカーン・アカデミーを立ち上げるまでの経緯や、著者の考える理想の教育などが、この本で紹介されている。読後は視野が広がり、…

“大臣にお仕えする”という言葉

少し違和感を感じていることがある。それは、省庁などでしばしば耳にする「〇〇大臣にお仕えする」という言葉である。私はこのような現場で働いた経験がないので、発言者の意図するところ、感覚が分からない。しかし、もし〇〇大臣のために仕事をしていると…

Step by step

最近、ある人の勧めもあり、新しいことに挑戦してみた。その日に向けてできるだけのことをしようと、自分ではかなり準備して臨んだつもりだった。しかし、当日いざ蓋を開けてみると、自分が思い描いていたのとは違う展開に……。その結果、焦りで自分を見失い…

Bruno Marsの成功の裏側

Bruno Marsは、今や全米でもトップクラスの人気のある歌手である。人は有名になったり立派な功績を遺したりした時、その表の光が当たっている部分に目が行きがちだ。が、その裏にはいつもたゆまぬ努力があると思う。私はYouTubeでたびたび有名人のインタビュ…

努力を重ねること

私が何度も読み返す本の一つが、日経WOMANが編集している“妹たちへ”という本である。プロフェッショナルな女性の方々が、一般の女性へ向けたリレーエッセイをまとめたものである。その中でも近頃、私の心に引っかかるのは橘・フクシマ・咲江さんのエッセイで…

プラダを着た悪魔とブラック企業

私の好きな映画。あまりにも気に入ったため、自分でDVDも購入して何度も観ている。簡単にあらすじを紹介すると、主人公のAndyが、仕事の鬼である上司Mirandaから理不尽な要求をされてもくじけずに乗り越えていく話。はじめは泣き言を言っていたAndyだが、周…

自分に言い訳できないほどの努力

数年前、私は自分がやりたいと思っていることを、Evernoteに「夢100」と題して箇条書きに記載した。それは一度自分のやりたいことを棚卸しすることで、夢の実現に近づくということをどこかで聞いたからだった。自分の夢を100個も挙げるのは、なかなか大変だ…

死を想う

私は長年、死ぬということに真っ向から向き合わずに生きてきた。とても身近な人が亡くなるという経験がなかったため、人が死ぬということに対し、あまり実感がわいていなかったのだと思う。 よく覚えているのは、小学生か中学生の頃の国語の教科書に“メメント…

のだめカンタービレ(ドラマ)のすすめ

私が今まで観たドラマはあまり多くない。それは、ドラマは面白くないものが多くて時間がもったいないから、という偏見からである。映画に比べて通りすがりのものが多く、視聴率だけが話題になる(逆に言うと、視聴率さえ取れればどんな内容でもいいのか?)…

場所を変えて幸せに

前の記事に、「普段とは時間を変えることで、同じことでも少し幸せに感じることがある」と書いた。同じように、場所を変えることで幸せを感じることもあるので、それについて書こうと思う。 私の場合を以下に列挙する。 1. 庭/バルコニーでの食事:普段と同…

時間を変えて幸せに

普段とは時間を変えることで、同じことでも少し幸せに感じることがある。同じことをするなら時間の許す限り少しでも幸せな方がよいではないか。 例えば私の場合、以下のようなものがある。 1) 朝型の出社/退社:トータルの勤務時間は同じでも、朝早い方が清…

少女パレアナ

小学生の頃に初めて読んで、とても好きだった本。 “何でも喜びを見つける”ゲームをすることで、辛い環境に置かれても前向きに生きる少女パレアナ。その姿に影響され、“何でも喜びを見つける”ゲームは彼女ただ一人にとどまらず、彼女の周囲に広がっていく。そ…

過去のメールからの学び

先日、メールを整理していたところ、昔お世話になっていた大学時代の先輩からの温かい言葉を発見した。 「落ち込みやすいってことは、それだけ、反省が次に生かせるってこと。すばらしい」 先輩は超がつくほどのとってもポジティブな方で、研究でも立派な業…

どっちが頭でどっちが足か

みみずの話。このようなことを今まで考えたこともなかった。妹に言われておもしろい視点だなぁと感じたのでここに書いてみる。 妹が話すには、小さな子が歩く道に、みみずがたくさんいたそうだ。その子はみみずが好きだったそうだが、みみずがたくさんいるた…

香川での出会い

四国旅行に出かけた時のこと。香川でうどんを巡る一日があった。スーツケースの他にも大きな荷物を持っており、両手はふさがり歩くのも一苦労だった。そして、その日はあいにく小雨が降ったりやんだりしていた。 川沿いの道をてくてく歩いていると、後ろから…

就職活動の想い出(両親の温もり)

今年はもうすでに就職活動を終わらせている学生が多いとのこと。この時期になると思い出す、自分の就職活動のことについて書こうと思う。 今振り返ってみると、私の就職活動はひどいものだった。はじめの頃は企業研究もろくにせず、世の中によく知れ渡ってい…

ニューヨークでの落とし物②

昨日はニューヨークで自分の携帯電話をなくしたことを書いた。この旅では、同じタイミングで携帯電話をなくした人に出会った。ニューヨークのど真ん中で“情けは人の為ならず”を感じた出来事であった。人は助け合いながら生きている。 道を歩いていると、一人…

ニューヨークでの落とし物

数年前、一人でニューヨークを訪れた。初めてのニューヨーク。大都会に緊張しながらも、滞在中の楽しみに心躍る気持ちであった。 しかし、その気持ちも一転。空港からニューヨークの街中へ移動するバスの中で、携帯電話を落としてしまったらしい。手荷物をい…

どんなときも。

今日はとても久しぶりに泣きたい気分だ。放っておくと自然と涙が出てくる。そんな中、頭の中に槇原敬之さんの“どんなときも。”が流れてきた。この曲を聴くと、このまま落ち込んだままではではだめだよ、元気出さなきゃね、と少し前向きになれる。 以下、引用…

キーホルダーの想い出

学生時代、大学付近の喫茶店でアルバイトをしていた。来店したお客さんの注文を聞いたり、食事や飲み物を出したりしていた。この喫茶店には常連さんがたくさんいたが、その中には喫茶店の隣に住んでいるおばあちゃんもいた。いつもカウンターに一人座り、マ…

Count on me

ひょんなことから数年前、Bruno Marsを好きになった。当時はまだ日本ではあまり知られていなかったのだが、一時期とてもはまって聴いていた。その中でも私が一番好きなのが”Count on me”という曲。Bruno Marsが優しく語りかけるように、友情について歌ってい…

上司の言葉

先日、昔の上司と会った。その上司には、そこで働き続けるかどうかを悩んでいた時に相談にのってもらっていた。結局、当初と環境が変わってしまったため、私は働くことを止めた。その上司がこの度転勤でこの地を離れるということで、どうしてもお礼を言いた…

Be Strong

数年前、心がとても落ち込んだ状態で一人旅行に出たことがあった。旅行先は幸福の国ブータン。ブータンを選んだ理由は、ひとり旅初心者でも安全に楽しめるからであった。もちろん旅先を決定した当時は、落ち込んだ状態で出発するとは思っていない。しかしブ…

考え方の訓練と幸せのかけら

私たちは人間だから、寂しい時、悲しい時や心が沈んでしまう時がある。しかし、同じ言葉・同じ状況にあったとしても、人によっては傷つき、人によっては何とも思わない。むしろチャンスと捉える人もいるかもしれない。どうしてだろうか?またたとえ、とても…